フリーターのぼうけん

さいきょうの フリーターを めざして。 きじを ひとつ かくと レベルが ひとつ あがる。

フリーターに なった。 

 

 

つらかった かこ

 

ぼくは大学に通っていた。楽しい友人たちに囲まれ、それなりに幸せな日々を過ごしていた。

 

しかしいつからか、大学に通うことが少しづつ辛くなってきた。詳しいことはまた別の機会に書こう。

 

ある日僕は、自分の心が限界に達していることを悟った。これ以上何も頑張れないと思った。

 

僕は震える手で母に電話した。

 

とつぜんの きせい

 

母は帰ってきなさいと言った。戸締りに気を付けてとも言った。

 

しばらくベッドで天井を眺めたのち、ふいに僕は家を出た。

 

戸締りを2度確認してから、家に帰りたい一心で力を振り絞って歩いた。

 

心が体よりも重かった。

 

電車に5時間半揺られた。何もせずただ座っていた。

 

駅の出口には父の車が停まっていた。父はおかえりと言った。

 

父は黙って運転した。

 

 家に帰り着くとテーブルには夕ご飯があった。

 

僕は何も言わずに食べた。

 

最後の一口を飲み込むと、代わりに涙があふれてきた。

 

僕は今の気持ちを少しずつ口に出した。両親は僕の目を見て話を聞いていた。

 

僕はしばらく家でのんびり過ごすことになった。

 

僕はフリーターになった。

 

これから

 

僕には、普通の人生を送ることが少し難しいようだ。

 

僕はさいきょうのフリーターを目指すことにした。

 

目標は家にいながら年収1億円を稼ぐこと。

 

そして誰よりも自由に生きること。

 

 

 

フリーターに なった!

レベルが 1あがった!

レベル1に なった!